毒親育ちのヒロユキの日常

毒親育ちのヒロユキの日常を晒す雑記ブログです。

家族の夕食を任されて母親を見直す

f:id:Hiroyukipo:20210328230633p:plain

 

僕は料理が好きですが、基本的には自分の分しか作りません。

多く作って、家族に少し食べてもらうことはありますけどね。

 

しかし、タイトルの通り、家族の夕食を任されることがありました。

そのときの話をする前に、どれだけ僕が普段、料理をしているか書いてみます。

 

最近は、朝食・昼食・夕食の3食です。

(しばらく朝食を抜いていた)

 

朝食は、決まってシリアルなので、料理をすることはありません。

(食べないこともある)

 

昼食は、ちょっとしたものを作るか、残りもので済ませることが多いです。

1週間に1回か、2週間に1回、気合を入れて料理をすることもあります。

 

夕食は、母親が料理をすることが多いです。

しかし、週に2日~3日は作らないので、そのときは自分の分を自分で作ります。

(僕以外は、飲食店のテイクアウトか、スーパーの弁当などで済ませる)

 

こんな感じで、ちょくちょく料理をしています。

 

家族の夕食を任される

 

さて、本題ですが、こんな僕に家族の夕食を任されました。

 

経緯としては、昼食を取っているときの

 

・ 母「夕食、どうしよ?」

・ 僕「作ろうか?」

・ 母「任せるわー」

 

こんな会話です。

 

「夕食、どうしよ?」は口癖で、これを言い出すと、10回は聞こえるように言ってくるので無視できません。

断るに違いないと思って「作ろうか?」と言ってみたら「任せるわー」と返ってきたんで驚きましたね。

(「作ろうか?」と言っても、いつもは「いい」と断られる)

 

ちなみに、ここで食べたいものを答えても、それが出てくることは、ほとんどありません。

夕食にガッカリすることになるので、食べたいものは答えません。

これは、どこの家庭も、そんなもんですかね?

 

それにしても、どう返事するのがいいんですかね?

「大変だねー」などと言えばいいんですかね?

とりあえず「作ろうか?」と言うと、夕飯を任されることがあると分かりました。

 

夕食の献立は…

 

「鶏肉を使っていいよ」とのことで「鶏チリ」を作ることにしました。

説明不要だと思いますが「エビチリ」を鶏肉で作る料理です。

 

献立としては

 

・ ご飯

・ 味噌汁

・ 鶏チリ

・ 塩キャベツ

 

こんな夕食にすることにしました。

 

兄を待たせてしまった

 

夕飯を作り始めたのは5時半ごろで、兄の帰宅する6時半~7時の完成が目標です。

 

塩キャベツは昼間のうちに準備を終わらせたので、ご飯を炊く準備を終わらせて、鶏チリの調理に取り掛かりました。

 

解凍した鶏肉をカットして、下味をして、ご飯を炊き始めて、鶏肉を揚げていきます。

鶏肉の量が多くて、1回では揚げられないので、2回に分けて揚げることに。

 

普段と違って量が多いので、いちいち時間が掛かります。

気付けば6時半を過ぎていました。

 

味噌汁のための水を沸かして、鶏チリの下に敷くレタスをカットして、いよいよ鶏チリの本調理に取り掛かります。

 

タマネギを炒めて、豆板醤・ニンニク・ショウガを加えて炒めて、ケチャップを加えて炒めていきます。

(長ネギがなくて、タマネギを使うことにした)

 

この辺りで兄が帰宅してきます。

帰宅して、すぐに食事するので、ここで待たせてしまうことが確定しました。

(ご飯が遅いと、機嫌が悪くなることがある)

 

味噌汁を作るのは母親に任せて、僕は鶏チリに集中することにしました。

 

水・塩・砂糖・味覇・紹興酒を加えて沸騰させて、味を見たら鶏肉を加えて煮込みます。

火を止めて、水溶き片栗粉を加えて少し煮込んで、黒酢・ごま油を加えて完成です。

 

f:id:Hiroyukipo:20210328232738j:plain

(寄り過ぎで、よく分かりませんね…)

 

結局、兄を15分ほど待たせてしまいました。

焦りましたが、機嫌は悪くなりませんでした。

 

母の料理は上手だと気付く

 

鶏チリの味は「美味しいけど、もう少し濃くてもいいかな」という感じ。

でも、鶏肉は柔らかくて好評でした。

 

1人分を作るときとは違って、塩を引くほど入れないと、味が決まらないんですよね。

1人分に慣れていると、ここが難しいです。

 

塩キャベツは、キャベツを適当な大きさにカットして、塩・塩昆布・ごま・ごま油を加えて置いておくだけ。

薄めの塩加減で、美味しくできました。

 

ご飯と味噌汁も問題なし。

兄を待たせたことを除けば上出来でした。

 

 

 

料理をするようになったのは最近のことで、意外と美味しく作れるし、何なら母親よりも美味しく作れるので、母親は料理が上手くないと思っていました。

(母親も「自分は料理が上手くない」と言う)

 

しかし、この出来事で、美味しいものを作るのだけが料理ではないと思い知らされました。

 

・ 決まった時間に完成させる

・ 家族が満足する量を作る

・ 安く食材・調味料などを買う

・ 美味しく食べれるうちに、食材・調味料などをやりくりする

・ ほとんど毎日する

 

たぶんだけど、母親はこういうことをやってきていて、自分の分だけを作る僕と比べるのもおこがましいです。

 

時間を掛けて美味しいものを作るのだけは、僕のほうが上手いかもしれません。

しかし、それを除けば、母親のほうが何もかも上手くて、そんな人に対して「上手くない」と思っていたことに、何なら言ったこともあることに、恥ずかしさを感じました。

 

というか、量が多くなると美味しく作れないし「美味しいものを作る」という点でも、母親より上手いとは思えませんね。

 

家族の夕食を任されて、大事なことに気付けた気がします。