お釣りを多く貰ってしまって、しばらく後悔の念に駆られる
少し前の話になります。
バレンタインのときのバターを、未だに余らせていました。
冷凍していますが、そろそろ1カ月になるので、バターを使う料理を作ろうと考えました。
バターチキンカレーは楽しんだので、今度は「明太子のパスタ」を作ることにしました。
明太子のパスタと言えば「マヨネーズ」と「めんつゆ」です。
この味付けをイメージする人は多いと思います。
しかし、YouTubeを見ていると、バターを使うレシピの多いこと多いこと。
「どんな感じなんだろう?」と思って、明太子を求めて市場へ行くことにしました。
そのときの出来事です。
お釣りを多く貰ってしまった
明太子のパックを手に取り、お会計をお願いするとき、お客さんと思われるおじさんと一緒にレジに辿り着きました。
このときは、そのおじさんを見ても「人が居るなー」と思うだけで「お客さんかも?」と思うことはありませんでした。
なので、順番を譲ることもなく、先にお会計をしてもらうことになりました。
「割り込んだかも?」と気付くのは、お金を支払うときでした。
平静を装うも、頭の中は
・ (割り込んじまった)
・ (さっさと済ませないと)
・ (割り込んでごめんなさい)
こんなんでグルグルしていました。
395円に対して505円を出して、お釣りとして105円を受け取りました。
帰ろうとすると、お店の人に「ごめん、間違えた」と言われ、10円を手渡されました。
その10円も受け取り、市場を後にしました。
「急ぐなら、5円なんて出してんじゃねえよ」と思いますよね。
読み返していて、自分自身にイライラしてきました(笑)。
しかし、確信は得られず
お釣りに違和感を覚えるのは、市場を出て、歩いているときでした。
「お釣り、多くない?」と違和感を覚えます。
「5円を返さなきゃ駄目じゃん」と思うんですが、焦っていたので、どうしたのか記憶が曖昧でした。
財布を確認すると、5円は1枚だけ持っていました。
しかし、これでは5円を返していない確信は得られません。
お釣りの5円を返していないから、1枚だけ持っているのかもしれません。
しかし、もともと2枚の5円を持っていれば、返していても1枚だけ残ります。
なので、5円を返していない確信が得られないまま、帰路に就きました。
しばらく後悔の念に駆られる
帰路に就くと、後悔の念に駆られました。
しばらく落ち着かなくて、頭の中は
・ (バカだな)
・ (どうして気付かんの?)
・ (お店の人、ごめんなさい)
・ (引き返して、返しに行けば良かったじゃん)
・ (でも、勘違いかもしれないし)
このような、自分を責める言葉で一杯でした。
半日は、ことあるごとに「うわー」となりました。
落ち着かないので、立ったり、座ったり、歩き回ったりして、時間を潰しました。
「メンタル、弱すぎかよ」と笑ってくれると嬉しいです。
こんな僕ですが、頑張って生きています。
ちなみに、この翌日、5円を返しに行きました。
お会計をしてくれた人が居たので話をすると、やはり5円を返していなかったようで。
「わざわざ、悪いね」と言ってくれましたが、とんでもない。
引きずらないように、メンタルを安定させるためなので。